【ご応募の前に必ずお読みください】里親さんご応募の前に

yuki※以下、長文となりますが、必ずご応募の前にお読みください※
保護モルモットの新ファミリーになることをご検討いただき、誠にありがとうございます。

「モルモットハウスくにたち」では、不適切な環境で飼育されたり、遺棄されたりといった悲しい経験をしたモルモットたち・その子供たちの里親探しをしています。

一度は人間の無責任さや身勝手さでつらい思いをしたモルモットたちに幸せになってもらえるよう、譲渡には条件を付けさせていただいております。

また、医療費の一部(上限: 3500円)、およびJR国立駅からの交通費をご負担いただいております。万全の体調で新生活を始められるよう、ご理解・ご協力いただけましたら幸いでございます。

※関西圏在住の方の場合は、他の動物保護ボランティアさんとの「相乗りお届け制度」でご負担を大幅に軽減できる場合もあります。詳しくはお問い合わせください。

加えて、ご自宅までのお届けの際と正式譲渡の際には、それぞれ譲渡書類を取り交わさせていただいておりますことをご了承ください。

以下、長文となりますが、必ず内容をすべてご理解の上、お申込みいただけますよう、お願いいたします。

無条件でお断りする場合
・未成年の方
・ペット不可物件にお住まいの方
・同居されるご家族全員の同意が取れていない方
・トライアル開始時のご自宅へのお届けをご了承いただけない方
肉食爬虫類の餌や虐待目的など、家庭のペットとして以外の目的での応募
学校や公共施設など、「個人宅でのペット」として以外の飼育方法をお考えの場合
・犬もしくはフェレットを飼育しており、分離飼育が不可能である場合
・猫を飼育している場合
・屋外での飼育を希望される方
・繁殖を希望される方

 × 未成年の方
未成年の方からご応募いただいても、無条件でお断りいたしますのでご了承ください。
「未成年ですが、親の許可を得て応募しています」というご応募が目立ちますが、その場合は必ず同居保護者の方がお申込みください。

お子様にモルモットをお世話させることの問題については、こちらもお読みください。

koyuki_face_01× ペット不可物件にお住まいの方
「ペットを無断で飼っていたのが発覚し、処分しろと言われた」「周囲が犬猫を飼っていたので問題ないと思っていたら、突然退去要請が来た」という理由での里親募集は非常に多くあります

このような事態を避けるため、モルモットの飼育が可能であるかどうかは、必ずトライアル開始時等に入居者規約等で確認させていただいております。

ただし、「犬猫不可物件」であっても、モルモットであれば問題のない場合もありますので、一度大家さんか管理会社までお問い合わせになることをお勧めいたします。

許諾を受けた上、大家さん・管理会社から許諾を得た旨の書類をご提出いただければ問題ございません。書式もございますので、ご相談ください。

× 同居されるご家族の同意が取れていない方

「お迎えしたい」とご要望をいただき、お届けの直前になって「実は家族にまだ相談しておらず、反対されてしまってお迎えできなくなった」とお断りされ、準備等に使った時間がすべて無駄になるというケースが過去に複数回ありました。

13681904_822922621171411_1657037525_o同居家族がいらっしゃる場合は、お世話をされる方だけでなく、必ず同居される方全員の同意を得てからお申込みください

たとえお世話をされるのがおひとりの場合でも、動物をお迎えされるということは、湿度・温度管理によって発生する光熱費・排泄物のにおい、アレルギーの発生可能性など、程度の差はありますが同居される方全員に影響してきます。

同居される方全員に了承を得てからお申込みくださいますよう、お願いいたします。

×トライアル開始時のご自宅へのお届けをご了承いただけない方
トライアルの開始時には、必ずご自宅までお届けし、モルモットの飼育に使用されるお部屋を拝見させていただいております。

ご自宅へのお届け・飼育部屋の確認により、お住まいの方には気づきにくい問題点 (エアコンが直接当たる、モルモットの体に良くない消臭剤が設置してある、湿度が高すぎるなど)について解消を図ることができるため、大変ご好評をいただいております。

また、モルモットの飼育が初めての場合はお迎え後の接し方、先住モルモットがいる場合は相性の確認などについてもアドバイスさせていただくことができます。

ご自宅への滞在時間は通常、書類の確認等も含め1時間程度となっております。確認の終了後はすぐに失礼させていただきますので、どうぞご安心くださいませ。

× 肉食爬虫類の餌や虐待目的など、家庭のペットとして以外の目的での応募
責任を持って終生飼育をしていただけますようお願い申し上げます。

× 学校や公共施設など、「個人宅でのペット」として以外の飼育方法をお考えの場合
公共施設では温度管理や健康管理が十分に実行できず、適切なケアができない場合がほとんどです。

emily_a× 犬・フェレットとの分離飼育が不可能である場合/猫を既に飼育している場合
自分よりサイズの大きなペットと仲良く同居できるモルモットがいる一方で、本来であれば自分を食べる存在である大きな生き物の気配を近くに感じ、ストレスで体調を崩すモルモットもいます。

「いつもはとても仲良くできていたのに、数年後突然噛みつき、死なせてしまった」というお話を伺ったことも何度もあります。

また、「最初のモルモットとは仲良くできたのに、2番目のモルモットはいきなり追いかけまわした」などということもあるようです。

特に力のコントロールが上手でない仔犬・仔猫や、老齢で体のコントロールを失いつつある犬猫の場合は、全く悪気なく「遊んでいるつもり」でも、モルモットに致命傷を負わせてしまうこともあります。

また、体格差があまりに大きいため、同じ空間に放して接触し、モルモットが怪我を負ってしまうケースもあります。

先住ペットたちにもモルモットにも、オーナーさんご家族にもストレスのない環境を確保するため、ご理解とご協力をお願いいたします。

なお、個体によっては、性格的に大型動物との同居そのものに適していないと判断し、犬猫飼育中のご家庭には譲渡できないモルモットもいますのでご注意ください(各モルモットのページに記載がございます)。

× 屋外での飼育を希望される場合
お庭や公園などの場所で楽しそうに遊ぶ写真や、屋外の小屋で飼育されている写真などを目にされ、「モルモットは屋外でも飼えるんですよね?」とお尋ねいただくこともありますが、当方では屋外飼育を希望される方への譲渡はお断りしております。

k若干の地域差はあるものの、梅雨から秋にかけては高湿・高温傾向となる関東圏では、屋外飼育では熱中症の危険があります。

また、排泄物の状態や食欲・毛並みなど、体調の変化のバロメーターにも気づきにくくなるため、モルモットの健康に深刻な影響が出ることも珍しくありません。

屋外飼育やベランダ飼育の場合、野良猫やカラスなどの大型動物に襲われるというリスクもあります。

「ずっと問題がなかったから平気だと思っていたのに、小屋の金網が弱くなっていたところから猫が入り込み、飼っていたモルモットたちが殺されてしまった」というお話も一度ならず伺っております。

また、セキュリティがどうしても甘くなる屋外の小屋での飼育は、「人間の」動物虐待犯に狙われることもあります。

「学校の飼育小屋やふれあい動物園では問題なく生活しているのでは?」とご質問をいただくこともありますが、「死んでしまえばそれまで」「取り替えのきく存在」としてではなく、「大事なペット」「かけがえのない家族の一員」として飼育されるのであれば、室内・目の届く範囲で飼育していただけますようお願いいたします。

× 繁殖を希望される場合
妊娠期間が長く、妊娠中毒症などのトラブルも多いモルモットに出産を強いることは、母体にも生まれてくる子どもたちにも、非常に大きな負担をかけます。

また、妊娠可能となる月齢も低いため、適切な時期に適切に雄雌を分離しなければ、あっという間に数が増えてしまいます。雄雌の見分けも簡単ではありません (当方では、エキゾチック診察可能医に依頼して性別判定を行っています)。

このような理由から、現在飼育中のモルモットがいらっしゃる方には、現在男の子を飼育している場合は男の子の、女の子を飼育している場合は女の子の里親さんになっていただけるようお願いしております。

別ケージや別室など、接触させないような対策を取っていても、どちらかが去勢手術・避妊手術をしていない場合、人間側の「うっかりミス」で接触し、妊娠・出産してしまうこともあります (過去にも例がいくつもありますし、それが理由での里親募集も何例もあります)。

子どもたちが無事生まれても、遺伝性の病気を親から受け継いでしまうこともあります。その場合は少なくない額のお金×頭数分と非常に長い時間を使い、5匹や6匹の子どもたちを終生飼育する必要があります。健康な子でさえ里親さんが見つかりにくい中、病気を持ったモルモットの里親さん探しは非常に困難です。

辛い思いをしてきたモルモットたちが、出産の困難さや見捨てられる恐怖を味わうことなく、安心して最後まで暮らすことができるよう、ご理解とご協力をお願いいたします。

お迎えまでにご確認をお願いしたいこと
1. モルモットを診察可能な動物病院が、無理なく通える距離にあるか ?
2. アレルギー対策はどうするか ?
3. エアコンなどで室温・湿度のコントロールが可能か ?
4. 10年近く継続してお世話可能か ?

1. モルモットを診察可能な病院が、無理なく通える距離にあるか?
一般の動物病院では、モルモットは診察してもらえません。
必ず、「モルモットも診察します」と看板・ホームページ等に記載がある病院があるか、ご確認をお願いします。

モルモットは自然界では肉食の動物に食べられてしまうため、体調が悪いことを直前まで隠します。飼い主さんが体調不調に気づいてから病院を探すのでは、ほとんどの場合手遅れになってしまいます。

wu_long_happy_032. アレルギー対策はどうするか?
犬猫と同じように、モルモットの毛にアレルギーを起こされる方もいらっしゃいます。

また、モルモットが主食とするチモシー等の牧草ににアレルギー反応を起こされる方もいらっしゃいます。

一度劇症化してしまえば、お世話どころか同じ家で暮らせなくなってしまうケースも珍しくありません。

花粉症やアレルギー性鼻炎などの既往症をお持ちの場合は、かなりな高確率で発症するようですし、花粉症もほかのアレルギーも何もなく、数か月は何事もなく飼育できていても、ある日突然発症する場合もあります。

発症したとしても、「モルモットの部屋」を設置して空気清浄機をフル稼働させる、同居している人にお掃除・チモシー牧草の扱いだけはお願いするなどの方法で何とか飼育を継続できることもありますし、そのような対策をしつつ飼育を継続される方もいらっしゃいます。

しかし、例えばワンルームマンションで飼育される場合は「モルモット専用部屋」の設置は不可能でしょうし、小さなお子様がいらっしゃる場合は投薬・こまめな手洗い等の継続が困難な場合もあります。

「自分は元気だから大丈夫」などと思い込まず、一度検査を受けられるか、万が一発症した際にはどうするか対策をお考えになることをお勧めします。

特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭・今後妊娠出産を考えていらっしゃるご家庭の場合は、慎重に検討されることを強くお勧めいたします。

3. エアコンなどで室温・湿度のコントロールが可能か?
KIMG1268モルモットの飼育に最適な室温は18度から26度、相対湿度は40-70度とされています(愛玩動物飼養管理士2級テキストより)。

ペット用暖房器具などもありますので、冬は比較的対策しやすいのですが、湿度が高く気温も30度以上を超える多湿な関東地方の夏を、クーラーなしでモルモットに乗り切らせるのはほぼ不可能と考えています。

扇風機やアルミボードなどは、室温そのものを下げるわけではないので、室温が高ければ気休め程度にしかなりません。

万が一熱中症になってしまうと、かなりな高確率で死に至ります。運よく生存できた場合も、電気代どころではない医療費がかかります。

それに、一度失われてしまった健康、元気に生きられたはずの時間は、いくらお金を積んで元に戻すことはできないのです…。

モルモットの場合、クーラーは贅沢品ではなく、「生存のために必要な必需品」とお考えください。

4. (場合によっては) 10年近く継続してお世話可能か ?
お散歩こそ必要ないですが(むしろ行かないほうがいい)、ケージの掃除や給餌・給水など、モルモットは毎日お世話をする必要があります。

寿命は5-7年といわれていますが、10年近く生きる個体もいます。

「かわいい」「癒しが欲しい」と買い求めたものの、犬猫のようななつき方をしない、しつけができない、走り回る音や鳴き声がうるさいなどの理由ですっかり飽きてしまった、という方もおられます。

確かに小さいのでお世話は簡単そうに「思え」ますが、体調の悪さをぎりぎりまで隠す動物のため、排泄物の状態や食事の量などに常に気を配る必要があり、かなり神経を使います。

Holly_e費用(特に医療費)は犬猫と同額か、場合によってはそれ以上かかります。緊急手術や不正咬合の処置では、1回につき3万~10万円の処置料がかかることもあります。

また、診察可能な病院が少ないため、片道2時間以上かけて獣医さんに通われる方もいらっしゃるほどです。

土日のどちらかを半日~1日つぶして既往症の治療に取り組んでいる飼い主さんは珍しくありませんし、場合によっては有給休暇を取りながら看病する必要も出できます。

長時間のお留守番ができる動物ではありませんし、環境の変化に弱いので旅行にも連れていけません (連れて行ったところで、モルモットが景色を見て楽しめるわけでもないですし…)。

夏や冬は、移動中に体調を崩すことも多いため、長時間移動は特に神経を使う必要があります。

当然、家族旅行等のお出かけもしづらくなりますし、急な出張の多いお仕事の方であれば、ご近所にいつでも飼育協力してくれるご家族やご友人がいない限り、飼育継続は非常に困難となることが予想されます。

一分一秒たりとも目を離せない、という生き物ではないですが (むしろ、ストーカーのように常時監視したり、四六時中いじくりまわすのはやめてあげてください)、ある程度の不在期間はペットシッターさんなどの手配が必要になってきます。

繰り返しとなりますが、「かわいい」「癒される」「かわいそう」だけで飼える生き物ではありません。場合によっては今後10年近く、お金・時間・手間を継続してかけられるのか、よくよくお考えの上で決断されることをお勧めいたします。

長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご納得いただけましたら、こちらの応募フォームよりお申込みください。