モルモットを迎える前に: モルモット飼育に向くライフスタイル・向かないライフスタイル

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我が家の先住モルが抱っこされているところ。馴れると頭や体をスリスリして甘えてくるのも、とても可愛いです。

このブログを読んでくださっている方の中には、「ペットのおうち」等の里親さん募集ページを見て「このかわいい子に幸せな生活をさせてあげたい」と思い立たれる方もいらっしゃるかもしれません。ひょっとすると、「犬や猫はちょっと高いけど、モルモットなら小さいし、手もかからなそう」「小さい子に責任を教えるのにいいかも」とお思いの方もいらっしゃるかもれいませんね。あるいは、動物園のふれあいコーナーなどでモルモットを抱っこしたり、ホームセンター等で販売されているモルモットを見たりして「かわいい!」「飼ってみたい!」と思われた方も多いのではないかと思います。

しかし、例えば 「ペットと散歩に行きたい」 という希望を持った人が猫を飼っても満足できないように、モルモット飼育にも人によってやはり向き・不向きがあります。あくまでモルモットハウスくにたちの代表およびマネージャーの意見ですが、と前置きした上で、「モルモットを飼うのに向いている人・向いていない人」の傾向を、リストとしてまとめてみました。「子どもたちに飼いたいとねだられているんだけど…」「飼うのはモルモットにしようか、うさぎにしようか」等、迷われている方のお役に立てば幸いです。

モルモットはこんな人におすすめ!
賑やかなほうが好き: モルモットは鳴きます。声をかけられても構ってほしくても嬉しくても悲しくても特に意味がなくても(笑)鳴きます。複数飼いすると、鳴きだした1匹につられて合唱が始まったりします。自然と家は賑やかになります。

ただ一緒に暮らすだけじゃなく、積極的になついてくれるペットが欲しい: モルモットは可愛がられるのが大好き。飼い主が来ると嬉しそうに駆け回ったり、自分から膝の上に乗ってきたり、頭や喉のあたりを撫でると気持ちよさそうに目を細めたりします。キュイキュイプピプピ話しかけてくれるのも楽しいものです。

*注意深く、小さなことにも気がつく: 体重や排泄量などをこまめに確認・記録したり、毎日ブラッシングしたりするなど、マメさは必要です。

*インドア派: 暑さ寒さ、そして環境の変化に弱いので、お出かけは基本的にはあまり得意ではないモルモット。趣味が読書やドラマ鑑賞などインドア系なら、室内で楽しく一緒に過ごすことができます。

*掃除が好き、もしくは苦にならない: 排泄量も抜け毛も多いモルモット。埃がたまっていたり、糞がいつまでも片づけられないなど不潔な環境に長くいると、すぐに体調を崩してしまいます。ただし、放し飼いしなければあまり広範囲にゴミが飛び散ることはないため(そして放し飼いは安全上あまりお勧めできません)、毎日のお掃除が苦にならない人なら問題なし。

*動物同士が遊んでいるのを見るのが好き: 複数飼いでき、ある程度のスペースを確保してあげれば相性のよい同性の子グループで同居もできるので、仲良く遊んだり眠ったり追いかけっこをしたりする愛らしい姿を見ることができます。

*少しでも長くいっしょに過ごしたい: 個体差もありますが、モルモットは5年から8年、場合によっては10年以上生きるため、他の齧歯類よりも長く一緒に過ごすことができます。

*ある程度の経済的余裕がある: 体は小さいですが、モルモットの飼育には、場合によっては犬猫以上のお金がかかります。体の小ささ=出費の少なさではないとお考えください。モルモットを診察可能な獣医さんが近くにあるか、公共交通機関で簡単に移動できる場所にあることも必須です。

反対に、こんな人にはあまり向きません
*静かな生活環境が好き: モルモットは鳴きます。とにかく大声で突然鳴きます。ペットショップ等では静かでも、購入して家に連れていき、落ち着いてくると突然大声で鳴きだすことも。近所への騒音等が心配であれば、避けた方が無難です。

*マイペースに生きてくれるペットが欲しい: モルモットはコミュニケーションが大好きな「かまってちゃん」。猫ちゃんのようなつかず離れずの関係が好きな人には、あまり向かないかも。

*外出好き・旅行好き・アウトドア派: モルモットは基本的には生活環境の変化が嫌いなので、旅行に連れて行ってもあまり楽しめないかも。また、長時間の車・電車での移動 (特に夏休みや冬休みなど、寒暖差が激しい時期) は、動物にとっても人間にとってもあまり楽しくありません。

毎日欠かさずケアが必要なため、旅行等も難しくなります。特に、一人暮らしで出張ありの仕事をされている方は、すぐに依頼できるペットシッターさんか、モルモットのケアに熟練した家族やお友達がいない限り、避けた方が無難でしょう(実際、「仕事で出張が入る部署に転属になってしまい、お世話できなくなった」という理由で、泣く泣く愛モルの里親さん探しをされる方を複数名お見かけしました)。飼い始めてから事情が変わってしまうのはある程度仕方のないことですが、最初から泊りがけ外出・出張の多い方にあえてお勧めしたいペットではない、というのが当団体の印象です。

*掃除が嫌い: 大量に排泄する生き物なので、毎日の掃除は必須です。掃除が根本的に好きでない人には、毎日繰り返されるケージのお掃除がとても苦痛になってしまう可能性も。

あくまで上記は「モルモットハウスくにたち」ネットワークの2人が考える「向き・不向き」なので、違う考えの方もいらっしゃるとは思います。あくまで参考としてお考えいただければ幸いです。

ただし、飼ってから「こんなにお世話しないといけなくなるなんて」となってしまっては、人間もモルモットも大変。長期間お世話できるキャパシティがあるかよく考え、家族全員と話し合ってから決断されてください。

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