国立市防災訓練に参加してきました【前編】

標準

panel4去る8月30日、モルモットハウスくにたちの所在地である国立市で、総合防災訓練が実施されました。東日本大震災で飼い主さんたちとはぐれてしまった動物たちが多くいたことから、ペットオーナーさんたち当事者をはじめ、民間・公共団体および自治体が「ペット防災」についての計画を立て始めています。当ブログを読んでくださっている方の中にも、ペットたちとどのように避難するか、計画を立てておいでの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自分たちが暮らす現場ではいったいどのような備えがされているのか確かめるべく、「モルモットハウスくにたち」マネージャーが避難訓練・防災訓練に参加してまいりました。そこで学んだいくつかの教訓も交え、皆様にご紹介したいと思います。
東京都が作成した 「東京防災」 が話題になっていますね。9月6日現在、まだ手元に届いていませんが、実用的でわかりやすいとの声を読んだ方から聞いています。東日本大震災や阪神・淡路大震災を思い出すまでもなく、地震大国に暮らす以上、地震・天災への備えは常にしておかなくてはいけませんね。また、地震ばかりでなく、ゲリラ豪雨や超大型台風など、自然災害全般に対して備えておく必要も。

そして、動物たちを家族に持つ人間として気になるのが、いざという時、ペットオーナーとしてどのように行動したらよいかということ。里親として3モルと一緒に暮らす「モルモットハウスくにたち」のマネージャーおよび管理人にとっても重要な問題です。地震で自宅が倒壊してしまったら?どうやって逃げればいいのか?などなど、考えるべき問題はたくさんあります。

そんな中、国立市の広報で「総合防災訓練」が8月30日に実施されることを知り、「よし!参加しよう!」と思い立ちました。ペッとの同行避難訓練は実施しないとのことだったのですが、ペット防災に関する展示もあるとのことで、これは是非参加してみようと思い立った次第です。

避難する際にはモルたちにはキャリーに入ってもらうことになりますが、キャリーを持ってどのくらい身軽に動けるか知りたくもあったので、今回はマネージャー1人がキャリーを手に持って避難所まで歩いてみることにしました。

実際の避難の際には3つのキャリーを持つことになりますが、今回の模擬避難先に指定された第三小学校は「モルモットハウスくにたち」の実際の指定避難先ではないため、今回はあくまで「キャリーを持って避難するのはどんな感じか?」を体感するため、持ち出し袋と空のキャリーのみを持参することに。モルたちはお家でお留守番です。みんな、同行避難訓練の際には一緒に行きますからね~。

そして迎えた8月30日。朝8時45分から模擬避難を開始してください、とのことだったのですが、朝8時30分前後からサイレンが鳴り、いつものどかな国立市の日曜日の朝もどこか物々しい雰囲気に。避難先の所在地を地図でもう一度確認し、持ち出し袋を肩にかけ、空のキャリーを手に歩き始めました。・・・と、玄関を出るが早いか、早くも想定外のトラブルが。

「雨が降ってる!」

【教訓その1】 どんな天気でも迅速に逃げられるよう、寒暖対策・雨雪対策は万全に。
小雨ですが、雨粒がはっきり見えるくらいの勢いで雨が降っています。

肩にはかなり大きな持ち出し袋、手にはキャリー。キャリー1つのみしか持っていない今は何とか傘もさせますが、もし3モルとも1人で連れ出すことになっていたら、とてもではありませんが無理。1キャリーをストラップで斜め掛け、2キャリーを手持ち、持ち出し袋は肩か背中、としても、手が完全にふさがります。いつ余震が来るかわからない状況では、手はできるだけあけておきたいもの。

かといって、いつ体を拭けるか分からない状態でずぶぬれになるのは、それよりなによりキャリーの中のモルモットたちが濡れてしまうのは避けたい。「キャリーの雨カバー」と「人間用の防水ポンチョ」を、急いで防災グッズに追加することにしました。

【教訓その2】足元が悪いことを想定し、すぐに履ける紐なしスニーカーを玄関に。
気を取り直してさあ出発。キャリー、傘、そして持ち出し袋のバランスを取りながら、会場である第三小学校目指して歩いていきます。

「本番」ではモルが入っていることを想定し、キャリーを出来るだけ揺らさないように歩くようにしましたが、たくさんの荷物を抱え、しかも傘をさして歩くのはかなり困難でした。そしてひやっとする瞬間が!

「おっとっと!」

愛用のスニーカーの紐が緩み、その緩んだ紐を思い切り踏んでしまいました。転ばずには済んだものの、もしもっと足元が悪かったら?もっとたくさん荷物やキャリーを持っていたら?中にモルたちが入っていたら?と考えると、背中をちょっと冷たいものが走りました。

地震であれば道路がひび割れていたり、陥没していたりという事態も想定されます。また、周辺の建物が火事になっていれば、視界もさらに悪くなっているかもしれません。安全に歩くためにも、パッと履ける紐なしの靴を玄関に一足用意しておくといいかな、とも思いました。防水ならさらに言うことなしですね。
arrival今回避難訓練で歩いた道は、割合によく利用するルートなのですが、今日はたくさん荷物を持っているせいか、非常に長く感じられます。実際に避難する時はもっとかかるように思えるかも。

最初はあまりに人が歩いていないせいで、「ひょっとしたら日にちを間違えた??」とかなり不安になったのですが、学校に近づくにつれて「自治会」の旗を持った方や、銀色の持ち出し袋を背負い、お子さんたちの手を引いたお母さんたちの姿がちらほら。どうやら、到着した模様です!
【後編に続く・・・】

広告