【追記: 2016年10月29日】「エミリー」ちゃんは里親さん宅にてトライアル準備のため、募集を停止しております。
【追記2: 2016年11月9日】「エミリー」ちゃんのおうちが決まりました!
里親さん募集中モルモットたちのご紹介、今回は濃茶・薄茶が混じったきれいな毛並みと、愛嬌のある表情がかわいらしい「エミリー」ちゃんです!
【エミリーちゃんのこれまで】
2015年の11月、不適切な飼育環境から、妊娠後期の状態で保護されました。
雄雌を適切に分けずに多くのモルモットが飼育されていたのですが、零下になることもある小屋で出産すれば赤ちゃんはもちろん、お母さんたちの命にもかかわります。
寒い風や雨が吹き込む飼育スペースで、破裂しそうに大きなおなかを抱えてうずくまっていたエミリーちゃん。
無事に出産できるか非常に心配でしたが、「何とか頑張ってほしい…」と、ボランティア全員で祈るような気持ちでした。そしてなんと、保護後 3 日で出産!
妊娠中の栄養状態があまりよくなかったので、関係者をずいぶんと心配させましたが、ボランティアさんの献身的なお世話の甲斐もあり、とてもたくさん食べるようになってくれ、3匹の赤ちゃんたちも全員元気に成長しました。
その後、男の子1匹は生後3週間で他の男の子と同居を開始し、1か月半で同時に生まれた男の子と新里親さんのもとへ。
エミリーちゃんは女の子2匹としばらく同居していたのですが、娘たちがあまりに元気だったせいか、3か月を過ぎたころ、ある日突然大喧嘩に! やむなく別居となりました…。
仲良しの娘たちはその後、2匹揃って素敵なご家庭に引き取られていき、「もみじちゃん」「かえでちゃん」という可愛いお名前をもらって、仲良く大暴れしながら愛情たっぷりのご家庭で暮らしています。
エミリーちゃんは、現在は預かりファミリーさんのご家庭で、1匹でのんびりと暮らしています。
お隣のケージにはうさぎさん(生後半年のロップイヤーちゃん)もいるのですが、感染症予防のために一緒に遊ぶことはないながら、何かと鳴きかけてコミュニケーションを取っているそう。「ママさんだったから、まだ小さいうさぎさんがきっと気になるんですね」と、預かりボランティア様もおっしゃっています。
【エミリーちゃんについて】
お名前は、アメリカの女性詩人エミリー・ディキンソンから。保護宅では「エミちゃん」と呼ばれています(^^)
秋の大地のような深い茶色に、ところどころに黒や薄茶の模様が混じった、ちょっと不思議な毛色をしています。
保護当時はゴワゴワのベタベタだった被毛も、栄養をしっかり摂ることができるようになってから、キラキラのツヤツヤになりました(^^) 黒真珠のようにつぶらなお目目が、とても魅力的な子です。
大きな音や突然の動きはあまり好きではないですが (モルモットなので当然といえば当然ですね)、性格はおっとり温厚。預かりボランティアさんのご家族がケージの前に座って話しかけると、近くまでとことこと歩いてきて、ウンウンと聞いてくれるそうです。
無理に捕まえようとしなければ、抱っこも大好き。お膝にのせて撫でてあげると、とっても喜んでくれます!
思春期はもう過ぎていると思われるため、警戒心が取れれば感情の起伏も安定し、とても平和に暮らせると思います。
モルモットを飼育するのははじめて、という方には、エミちゃんのような落ち着いた大人モルちゃんが本当におすすめです。
【エミリーちゃんに関する特記事項】
エミリーちゃんは、現在は神奈川県の預かりボランティア様のご家庭で過ごしています。
このため、最初の面会までに少しお時間をいただく場合や、面会の場所が通常(国立市・渋谷区)と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
おっとりはしていますが、大きな音や突然動くものが苦手なので、犬猫飼育中のご家庭・小学校低学年以下のお子様のいらっしゃるご家庭には少し厳しいかもしれません。
「我が家でお迎えしたいくらい愛らしいエミちゃんに、絶対に幸せになってもらいたいと思っています!どうぞよろしくお願いいたします」と、預かりボランティア様もおっしゃってくださっています。
【里親さんになりたい! と思ったら】
こちらのページをよくお読みの上、応募フォームからお申し込みください。
たくさん苦労してきた分、優しく穏やかなエミリーちゃんの新しいファミリーになってくださる方からのご連絡をお待ちしております (^^)
モルモットハウスくにたち 