愛モルちゃんとの楽しい2017年、そして未来のために! 新年から始めたい、3つの習慣 (1/3): 飼育日記

coffee-cup-desk-pen2017年が始まりました。「今年こそダイエット」「資格試験に合格する」「日記をつける」「ジョギングを始める」など、今年の抱負を決められた方も多いのではないでしょうか。

しかし、人間の行動によって影響を受けるのは、本人や人間の家族だけではありません。

モルモットをはじめとするペットたちも、飼い主さんの習慣・行動で健康や環境を大きく左右されます。

特に、草食動物=野生では大きな動物たちの餌になってしまうウサギやモルモットなどの生き物たちは、「体調の悪さを飼い主さんにさえ隠す」習性を持っているため、飼い主がきちんと体調を管理してあげること、日ごろからペットのためになる習慣を身につけておくことがとても大切です。

今回の記事では、新年という区切りに、愛モルちゃんのために是非始めたい習慣について、3回に分けて書いてみたいと思います。1回目となる今回は、「飼育日記」についてです。

1. 「愛モルちゃん日記」をつける
飼育しているモルモットの様子を毎日記録しておくことには、いろいろなメリットがあります。

【体調急変のときに参考資料として獣医さんに見せられる】

doctor-medical-medicine-health-42273当たり前のことですが、動物たちは自分で獣医さんに症状を訴えることができません。

このため、的確な治療を受けるためには、飼い主さんが獣医さんに、ペットの症状を正確に説明する必要があります。

しかし、突然の通院はただでさえ動揺しがちなもの。

何だか様子がおかしい、とにかく獣医さんに! とキャリーの用意をし、脱水状態にならないようアクアコールなどを飲ませ、夏冬であれば移動中のキャリーの中の温度にも気を遣い…と、パニック状態で獣医さんに駆け込むこともあるかと思います。

そして、いざ具体的に獣医さんに症状を説明しようとして、

「あれ? チモシー一番刈りの食いつきが悪くなったのは昨日の夜だっけ、朝だっけ?」
「お尻を気にして何度もトイレに行っていたけど、言われてみれば何日か前かフンの量が減っていた気がする…」
「そういえば、3日前からヒーターの調子が悪かった。寒かったのかな?」

などと、「今にして思えば」という気づきが次から次へと出てきてしまい、上手にまとめて話せずに困った経験をされた飼い主さんもいらっしゃるのではないかと思います。

加えて、「夜中に体調悪化」「連休中に急変」などの場合は、かかりつけではなく夜間救急や、普段と違う病院に行くことになる可能性もあります。

かかりつけの先生なら把握してくれている病歴・投薬歴なども、新しい病院では一から説明することになります。「黄色いお薬を2回、このくらいの量飲んでいて…」では、何も伝わりません。

ペットを大切に思う飼い主さんであれば、ただでさえ気が気でない「愛モルちゃんの体調急変」という事態。動揺してしまうのも無理からぬことかもしれません。

しかし、そのせいで普段飲んでいるお薬の名前や量が思い出せなかったり、誤って伝えたりしてしまえば、より一層病気を重くしてしまう可能性さえあります。

【「元気な振りをする」行動の対策になる】
meds動物病院に行くと、「普段とは違う場所」にいることで気が張り、警戒状態に入る動物も少なくありません。

警戒している動物は強がるもの。慣れた自宅では弱みを見せていても、移動から診察へ、という緊張の中、何とか弱みを見せまいとして、家で出ていた症状が出なくなることがあります。

「ケージの中では後ろ足を引きずっていたのに、動物病院では元気に四本足でしっかり歩いている」などということもあります。

これは、「弱みを見せる=死」という本能が強いモルモットやウサギなどの草食動物にもよく見られる行動です。

もちろん、この場合は本当に調子がよくなったわけではないため、帰宅してから再びぐったりし、移動のストレスも重なって一気に弱ってしまうこともあります。

このため、「どこがどう悪かったのか」「いつから様子がおかしいのか」を獣医さんに「具体的に」「冷静に」伝えることは非常に大切です。

このような場合、非常に役に立つのが、愛モルちゃんの日々の様子を記録した「飼育日記」です。

【日記のメリット】
report飼い主さんが文字でペットの記録を残すことには、例えば以下のようなメリットがあります。
・飼い主がパニックになっていても、獣医さんに渡して読んでもらうことができる
・スマホやデジカメで写真・動画を撮っておけば、一番症状がひどかった時の説明ができる

・「今見返してみると、2週間前から牧草の食いつきが徐々に悪くなっている」など、長い目で見た体調観察に役立つ

【「健康手帳」】
ココロのおうち」さんから、このような「ウサギの健康手帳」も発売されています。内容は、同じ草食動物であるモルモットにも十分応用可能かと思います。

こちらの「健康手帳」には、体調観察の日記のほかにも、例えば以下のようなページがあるそうです。
・普段食べているペレットや牧草の種類、体重、好きな野菜などを記録できるページ
・かかりつけや専門医院、ショップの情報をメモしておけるページ
・災害時の緊急持ち出しグッズリストが書いておけるページ

これ一冊で病気はもちろん、ペットホテルへのお泊りや入院、災害時の避難などまでもカバーできるというスグレモノです。

【日記アプリ】
例えば、無料の日記アプリ に「ペレットの量」「排泄の量」「お野菜の種類と量」「部屋んぽの時間」などを記録し、掃除前のケージの写真・温度湿度計の写真を一枚撮って添付しておくだけでも、立派な記録になります。

【普通のノート】
takingnotes
いちいち日記アプリを開くのも面倒、もしくは機械は苦手、という方には、お掃除用品などをしまっておく場所にノートとペンを置いておき、部屋んぽ中にメモを取るだけでも、かなりちゃんとした記録になります。

マネージャーの身の回りでも、紙のノートに飼育日記をつけている飼い主さんたちは多いようです。

メリットはすぐに書けること、デメリットは写真がすぐに貼りづらいことと、慌てていると獣医さんに持っていくことを忘れがちなこと、でしょうか。

【メモアプリ】
keep専用のアプリは忘れがち、ノートはなくしがち、という(繁忙期のマネージャーのような)うっかりさんには、Google Keep がお勧めです。

Google Keep は「やることリスト」やメモなどが簡単に取れるアプリで、Gmail を使っている方(=Google アカウントがある方) であれば他の登録なしで使えます。

ペレットの量・牧草の量などをお掃除の合間にちょこちょこ記録しておけば、まとまった時間があるときに、メモしておいた内容をWordやGoogle Docsなどにコピーし、日記としてまとめることもできます。

Google Keeps に入れっぱなしにしておいてもよいのですが、すぐにメモがたまるので、他の目的でも使っているとすぐに見づらくなってしまいますし、何より「プリントアウトして見せる」メリットが活かせません。

メリットとしては、音声記録も残せるので、例えば「エクレアちゃん体重950グラム、室温24度、湿度55%、一番刈り完食、排泄正常、血尿なし」などのボイスメモを残しておけば、あとで紙や他のアプリにまとめることもできます。

リマインダーを設定することもできるので、例えば「毎日21時に投薬」「1週間後に牧草を注文」「「2月15日10時から獣医さん」などの予定を入れておけば、設定したタイミングで通知が届き、とても便利です。

リストを作ったり、写真をアップして説明をつけたりすることもできるので、まさに使い方は無限大です。

【まとめ】
diary
「日記」と聞くと、「ああ面倒くさい」「絶対続けられない」「毎日やるの無理」と、いきなり暗ーい気持ちになってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

特に、まだ若くて元気な子の場合は、来る日も来る日も「異常なし」「牧草完食・ペレット完食」ばかりで、あまりメリットを感じられないかもしれませんね。

しかし、どんなに健康で元気な子にも、必ず老化は訪れます。

また、膀胱系の疾患や不正咬合など、比較的若い時期に発症し、長くお付き合いすることになる病気・疾患もあります。

このような場合、「いつ頃からどう悪くなったのか」「兆候はあったのか」などを記録しているとしていないとでは、治療の情報に大きな差が出てきます。

記録をつけることで、「しっかり体調を見てあげないといけないんだ」と、自分自身の意識が変わり、より丁寧にペットと向き合うことができるというメリットもあります。

「異常なし」という記録とケージの写真一枚、愛モルちゃんの写真一枚だけでも、何もないよりは、ずっと今後の助けになります。愛する動物家族の健康を守るために、今年こそ頑張ってみませんか?

 

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